2022年の自動販売機の全国の輸入数量が前年比56%増、輸入金額は同80%増となり、過去10年間で最多となった。近年は、飲料用ではない自販機の輸入の増加が顕著になっている。どんな用途だろうか?(カーゴニュース編集部)
自動販売機の輸入が過去10年で最多
フィリピン、中国からが約8割
東京税関によると、2022年の自動販売機の全国の輸入数量は過去10年間で最多となり、前年比56%増、輸入金額は同80%増となった。
東京港が輸入数量、金額ともに27年連続全国シェアトップとなっており、フィリピン、中国からの輸入が全体の約8割を占めている。海外からの自販機の輸入数量は少なく、国内生産数量とは3倍くらいの開きがあるものの、近年は、飲料用ではない自販機の輸入数量の増加が顕著になっている。
拡大画像表示