また、睡眠不足が続くと食欲を抑制するホルモン「レプチン」の分泌が減っていきます。分泌量が減れば食欲を抑えられず、どうしても食べる量が増加。つまり、アルコールで睡眠の質が悪くなると、「疲れて活動量が減る」上に「食べすぎ」も加わって、二重の意味で太ってしまうのです。

 痩せるためには、体にアルコールが残っている状態で眠るのは避けたほうが賢明です。個人差はありますが、ワインならグラス1杯分が代謝されるのに最低でも2時間はかかるため、就寝の2時間以上前には飲み終えたいところ。睡眠の質を保つためにも、飲み終えるのが早ければ早いほどよいでしょう。

ダイエットに向いているのは蒸留酒

 お酒には「醸造酒」「蒸留酒」「混成酒」の3種類があり、それぞれつくり方が異なります

 醸造酒とは穀物や果物を原料とし、酵母を使ってアルコール発酵させたお酒のこと。原料が米なら日本酒、ブドウならワイン、大麦ならビールになります。製造方法がもっともシンプルで、原料の特徴や様々な成分が生かされたお酒です。

 次に蒸留酒ですが、簡単にいうと醸造酒を蒸留したもの。アルコールの沸点は水より低いため、醸造酒を熱するとアルコールが先に気化。その蒸気を冷やし、再び液体に戻してつくります。この蒸留という作業により、蒸留酒は醸造酒と比べてアルコール度数が高くなる特徴があります。

 最後に、醸造酒や蒸留酒に糖分をはじめ、香料、果実を加えてできたものが混成酒。カクテルの原料となるカシスやカルーアなどのリキュール、梅酒のほか、缶チューハイやサワーも分類されます。さらに、料理でおなじみのみりんも混成酒です。

 これら3種類のお酒の中で、一番ダイエットに向いているのが「糖質0」の蒸留酒。水割りや無糖の炭酸水で割るのが太らない飲み方です。醸造酒や混成酒には糖質が含まれているので、ダイエットには不向き。お酒を飲むときはなるべく醸造酒や混成酒を控え、蒸留酒を選ぶようにしましょう。ただし、醸造酒でも低糖質のものがあります。例えば、ワインなどは糖質が低めなのでおすすめです。