「人生観が変わった」「もっと早く読みたかった」と絶賛の声が相次いでいるのが、『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』という一冊だ。20万部超のベストセラーとなっている本書は、後悔しない人生を送るためにさまざまな示唆を与えてくれる。今回は、本書の中から「老後に向けてお金を貯めこみすぎること」がいかに人生にとって非効率かについて解説した内容をマンガとともに紹介する。(イラスト©野田映美)

私たちはずっと、老後のために勤勉なアリのように金を貯めるべきだと言われてきた。
だが皮肉にも、健康や体力の衰えがあるため、経験を最大限に楽しめる真の黄金期は、一般的な定年の年齢よりもっと前に来る。
この真の黄金期に、私たちは喜びを先送りせず、積極的に金を使うべきだ。
老後のために金を貯め込む人は多い。しかし、「人生を最大限に充実させる」という観点からすれば、これは非効率的な投資だ。
単にまわりがそうしているからという主体性のない理由で貯めている人も多いが、金は将来のために取っておいたほうが良い場合もあれば、今使ったほうが良い場合もある。
その都度、最適な判断をしていくべきなのである。

(本稿は、『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』の内容をマンガ化したものです)