ダイヤモンド・オンラインの記事の中から、「今こそ読みたい1記事」をお届けする。今回は、2023年12月19日配信の連載『「強み」を生み出す育て方』の記事を紹介する。
才能のタイプにあった褒め方で
子どもは伸びる
子どもの「強み作り」において大切なのは、「わが子はどの才能が強いのか(=どんな分野の技能習得が得意なのか)」を見極めることです。
子どもの才能に合った習い事、活動、環境を提供すれば、その分野の技能習得がスムーズに進みます。つまり、効率的に強みが作りやすくなるのです。
子どもを褒めるときのポイントは3つあるとお伝えしました(詳細は『子どものやる気を伸ばす「褒め方のコツ」はたった3つ、誰でも今からできる!』を参照)。
(1)できた瞬間をほめる
(2)本気でほめる
(3)良い面を具体的にほめる
上記に加え、「才能タイプ」に合わせた褒め方をすることでさらに効果は高まります。
そこで今回は、「本や図鑑が好きな子ども」を一気に伸ばす【6つの言葉】を、25年間で延べ5000名以上のバイリンガルを育成した経験から解説しましょう。
本・図鑑が好きな子→「6つの言葉」で爆伸び!
・動物、魚、昆虫、駅、車などの名前を覚えるのが得意
このようなお子さんは「言語・博物的才能」が強いです。文字に対する感性が鋭く、語彙が豊富で、お話をしたり、聞いたりするのも好きです。
全ての子に当てはまるわけではありませんが、身の回りにあるモノや事象を分類したり、共通点や細かい違いを発見する能力に長けています。
勉強が得意な子が多いのも特徴です。家庭に多様な分野の本、図鑑、百科事典などを置いておくだけで、子どもが勝手に知識を積み上げてくれます。また動物園、水族館、博物館、科学館など、好奇心を刺激するような場所に頻繁に連れていくと、さらに知識を深めることができます。
要注意なのは、「褒め方」です。詳細は『実は子どものやる気を削いでいた!親が無意識に連発しているNG褒め言葉』に譲りますが、子どもを伸ばすには「良い面を具体的にほめる」ことが重要です。そこで、おすすめの「6つの言葉」を具体的にご紹介しましょう。