2024年の米大統領選挙を巡り、ミシガン州最高裁判所は27日、ドナルド・トランプ前大統領が同州の共和党予備選に参加できるとの判断を示した。同州選挙法の下でトランプ氏に予備選への参加資格があるかどうかを最高裁は審理しないとした。米国では国家に対する反乱などに関与した者が公職に就くことを禁じる憲法修正14条3項を巡り、トランプ氏が選挙から排除されるべきかどうかについて議論が起きている。トランプ氏の弁護団は、有権者が次期大統領を決めることを阻止しようとする反民主主義的な試みが行われていると主張する。コロラド州最高裁は先週、予備選の投票用紙にトランプ氏の名前を載せることはできないとの判断を下した。トランプ氏がジョー・バイデン大統領の当選認定を阻止するため、2021年1月6日に連邦議会議事堂を襲撃するよう支持者に働きかけ、反乱行為に関与したことを根拠とした。
米ミシガン州最高裁、トランプ氏の予備選参加認める
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