現役美容部員のBAパンダさんが、幼なじみのマンガ家吉川景都さんにメイクを教える大人気美容マンガ、待望の続編『続メイクがなんとなく変なので友達の美容部員にコツを全部聞いてみた』。本書には「今回も共感しかない」「相変わらず目からウロコ」「今年のベストバイだった」などと、SNSで口コミが広がっています。
今回は、「眉毛が濃い人」のメイクのコツ。薄い人とは違い「描きすぎない」がポイントです。

眉毛が濃い場合の描き方、どうすれば?

 

枠を囲んでいませんか?

 

「きれいに描く」ではなく「きれいに生えているように描く」

 

まずは眉毛の生え方をよーく見てみよう!

とかす、ぼかす、消す…濃い眉には「スクリューブラシ」が使える

 濃い眉毛の場合は、濃いところと薄いところの差が出やすいです。つまり、「毛の密度」をそろえることで、自然な仕上がりになります。無理に「描く」「輪郭をとる」のをやめてみてください。「毛の流れを整える」だけでもアイブロウメイクとしては十分です。

 この時に役立つアイテムが、スクリューブラシです。スクリューブラシはメイクのあらゆる場面で使えて、コスパがいいツールです。美容部員にとってもなくてはならないものです。

 一番使えるのが、眉毛を「とかす」時。さらにペンシルやパウダーを「ぼかす」時にも役立ちます。力を加えて一定方向にグッと引けば、「消す」ことも可能です。

 スクリューブラシはアイブロウペンシルに付属していることも多いですが、便利なのは毛の密度が濃く、チクチクしないものです。毛の密度が薄いと、眉毛をとかす時にキャッチできない毛が出てきてしまいます。また、毛の材質がチクチクして硬すぎると、下のベースメイクを根こそぎ取ってしまうのです。

 さらに、とかした眉毛を維持したいなら、アイブロウマスカラ、アイブロウジェルを使います。これらはとかした毛の「カラーリング剤」「スタイリング剤」の役割です。アイブロウジェルは透明なので、色を変えずにスタイリングをしたい時に使います。どちらも眉頭は下から上へ、眉頭から眉山へは斜めにして、眉山から眉尻は横へ倒すと美しい形になります。

※この記事は『続メイクがなんとなく変なので友達の美容部員にコツを全部聞いてみた』からの抜粋です(原稿部分執筆:BAパンダ)