米国のリン・トレイシー駐ロシア大使は18日、ロシアで拘束が続くウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)記者のエバン・ゲルシコビッチ氏と面会した。バイデン政権はゲルシコビッチ氏の釈放に向けた働きかけを続けている。在ロシア米大使館によれば、トレイシー氏はゲルシコビッチ氏が拘束されているモスクワのレフォルトボ刑務所を訪問。ゲルシコビッチ氏はスパイ容疑で拘束されたが、同氏やWSJ、また米政府は嫌疑を断固として否定している。大使館はメッセージアプリ「テレグラム」に投稿した声明の中で、「エバンは今も頑健で、友人や家族、そして支持者からの支援に感謝している」とし、「われわれはエバンの即時釈放を求め続けていく」とした。
拘束中のWSJ記者、駐ロシア米大使が面会
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