米共和党の大統領候補指名争いをしているサウスカロライナ州前知事のニッキー・ヘイリー氏は、シークレットサービスによる警護を要請した。指名獲得に向けドナルド・トランプ前大統領の唯一の主要対抗馬となっている同氏に対し、脅迫が増えているという。ヘイリー氏は5日午後にウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで、警護を要請したことを認めた。「いくつかの問題があった」とした上で、「これによって、やらなければならないことをやめるつもりはない」と続けた。警護要請は連邦政府当局に提出された。同氏の選挙陣営は、警備をより厳重にすることが選挙戦や移動にどのような影響を及ぼすか検討している。ヘイリー氏が具体的にどのような脅迫を受けたかについて、同氏陣営からは今のところコメントは得られていない。