米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーが7日発表した2023年10-12月期(第1四半期)決算は力強い内容となり、多くのアクティビスト(物言う株主)投資家を含む批判的な声に答える結果となった。特に動画配信とスポーツ部門は好調だった。  10-12月期決算は複数の指標が市場の予想を上回る格好となった。動画配信サービス「ディズニープラス」は各国の契約者数が比較的安定して推移した他、D2C(消費者直販)事業の損失も縮小するなど、ストリーミング事業の成果を示す二つの重要な指標もその中に含まれた。