頑張って早起きするべき?
精神科クリニックに併設のカウンセリングルームで10年以上、心理カウンセラーとして勤務した後、独立。現在はメールでのカウンセリングを中心に活動しながら、2021年より、悩みを抱える方たちに「気づき」を得てもらうことを目的としたTwitter(現X)での発信を開始する。メールでのカウンセリング、対面カウンセリングともにいつも予約がいっぱいで、現在も数ヵ月待ちの超人気カウンセラー。著書に『あなたはもう、自分のために生きていい』『悪いのは、あなたじゃない』(ともにダイヤモンド社)などがある。
X(旧Twitter) @Poche77085714 Instagram @poche_counselor
無理に早起きをして
ストレスをためるよりも、
自分に合った時間に起きる方がいい。
ギリギリでも
バタバタしていて余裕がなくても
起きられなくてもいい。
生きているなら大丈夫。
早起きできなくてつい悩んでしまう
ゆったり優雅な朝の時間を過ごしている人たち。
好きなことをしたり、自分磨きをしたりと、有意義に朝の時間を使う人たち。
資格の勉強をしたりして、朝活を頑張っている人たち。
早起きすることのメリットをうたう記事やSNSの投稿。
早起きするのはいいことだという世間の風潮が強まるにつれて、早起きできないことに悩む人たちが増えています。
早起きのメリットはほんの少し
たしかに、早起きにはいい面があります。でも、なにがなんでも早起きした方がいいというほどのメリットはありません。「早起きは三文の徳」という言葉があるように、早起きするとちょっぴりいいことがあるよ、という程度です(注:三文は、現在の貨幣価値に換算すると90~100円ほど)。