もはや将来の成功を考えなくていいシニア世代こそ、「映画の現場で働ける」といったかつての夢を叶えるのも素敵だと思います。
邪魔者扱いされるか、感謝されて働くか
職種でみると、経理や総務といった間接部門の仕事で、ベンチャー企業に転職する例も多いようです。急成長したスタートアップ企業などは、起業家メンバーと優れたエンジニアや営業マンは最初から揃っていますが、売上利益に直結しない間接部門の人集めがどうしても後手に回りがちです。そういったところでは、それなりの企業で経験を積んだ経理マンや総務マンの活躍の場があります。
もちろんベンチャー企業はそれなりにリスクは高いですが、50代ともなれば、年金がもらえる65歳まで会社がもてば十分と言えます。そういう意味では、若い人よりもむしろリスクがとれるのです。
年収にこだわらなければ、多くのベンチャー、スタートアップ企業で歓迎されるでしょう。若い人たちと働けるのも、いい刺激になりそうです。
年収300万円は低いようですが、65歳を過ぎれば年金も入ってきます。子育てなどが終わっていれば、年金と合わせれば十分、生活できる金額でしょう。
500万円以上はもらえるけれど、邪魔者扱いされる職場にいるか。300万円程度だけれど、周囲に感謝されて働くか。
あなたはどちらを選びますか?