そして「太っている」と認識されやすい人とは異なり、心代謝性疾患のリスクが高まっていることを自覚しにくいそうです。
では、どうすれば自分の体脂肪率を知ることができるのでしょうか? 体脂肪率は皮下脂肪厚計(プロが使えば安くて効果的)、生体電気インピーダンス分析(多くのジムにある体成分分析装置「InBody」など)、DEXA骨密度スキャン(正確だが高価)で測定できます。
20歳から39歳の男性は体脂肪率20%以下、40歳から59歳の男性は22%以下が理想とされています。日本では厚生労働省によると、「成人男性は25%を超えると体脂肪量増加といわれている」ということです。より詳しく健康状態を知りたい人は、以下のテスト方法を参考にしてみてください。
健康状態のチェック方法
◇ウエスト周囲径
「お腹の脂肪は、心臓や循環器系の病気と関係がある」と言われています。ウエストを測るときは息を吐きながら、肋骨の下とお尻の上半分にメジャーを巻きましょう。男性では94cm以上がハイリスクとされます。日本の場合は厚生労働省により、内臓脂肪の蓄積の目安となるのは85cm以上とされています。