優秀な上司は、褒めるのがうまい。褒められて伸びるって本当で、具体的に褒められることで自分の長所に気づき、それを武器にして、もっと成長していく。

 上司によっては、あまりに成長しすぎると自分にとってのライバルになるし、嫉妬もしたりして褒めなかったりする。

 だから、自分の長所、武器に気づけない人が多いんです。

信頼出来る仕事仲間に
二人きりのときに相談する

 だから、「仕事を辞める」とまず考えた時に、自分が信頼出来る仕事仲間などと二人で飲みに行き「仮に自分が今の仕事を辞めたとしたら、何が向いてると思う?」と聞いてみるといいでしょう。

 大事なのは話す時に二人きりであること。3人以上だと、話も脱線するし、真剣に語り合えなくなる。

 出来れば、会食の後の二次会とか、二人でリラックスしてお酒を飲めるような空間で、いつもとは違う空気感で聞いてみるとよいでしょう。

 その時に「え?会社辞めるの?」と聞かれたら、「仮に、辞めたとして」くらいに返すのがいいでしょう。相手に「会社、辞めない方がいいよ」とか、“そもそも”の話をされてしまうと、話が進まないので。

 もちろん聞く相手も大事です。

 大切なことだから一番仲のいい人に聞く!のがいいとは限りません。

 分析力があって、冷静に物事をジャッジ出来るような人をチョイスするのがいいと思います。

 あえて社内で少し距離のある人と二人で飲みに行って話してみるのもいいかもしれません。

 その距離感だからこそ、自分のことをよく理解している可能性があります。

 自分では気づいてない自分の仕事での長所と、自分に合っている仕事に気づける可能性が高いです。

会社を辞めてうまくいく人、
いかない人の違いとは?

 この記事は「仕事の辞め方」ですが、ここで「会社を辞める」ことについて一つ、書きたいと思います。

 僕の周りで、長年勤めてきた会社を辞める人が多いです。最近はテレビ局も早期退職制度を取り入れていて、その金額が大きいこともあり、会社への貢献度が高い人も辞めたりしています。基本、50代の人ですが。