だから自分の性格って意外と自分では理解出来ていない。
これは俯瞰力ともつながってくるのですが。
俯瞰力がある人でも、恋愛となると、その力が弱まる。
人は、同じようなタイプを好きになることが多いですよね。
友達に「あの人と私、合うと思う?」と聞くとしましょう。友達が「絶対やめた方がいいよ」と言っても、絶対に好きになる。付き合って、同じ失敗を繰り返す。
そして「私にはどんな人が合ってると思う?」と聞き、友達が本当に合うと思う人を提案しても「なるほどね~」と言って、結局、その意見を取り入れない。
余談になりますが、「なるほどね~」という言葉ほどタチが悪いものはないと思っています。「なるほど」と言いながら全然乗ってない時のその場しのぎの言葉として使う人が増えすぎている。
自分が思ってるより「こいつ、『なるほどね~』と言いながら、俺の意見にまったく乗ってないな」とバレていると思いましょう。
話が逸れましたが、近くにいる友達の方が、自分に合っている恋愛相手はわかっています(そして、乗らないのですが)。
それと同じだなと思ったんです。
一緒に仕事している人のほうが
自分の長所に気づいてくれている
一緒に仕事している人は、自分の弱点もそうだけど、プラスの部分もよくわかっている。
おもしろいなと思うのは、自分の弱点って普段の自分の性格だとあまりわからないのに、仕事だとわかりますよね。なぜなら、失敗した場合は注意されるから。仕事においての苦手なこと・弱点にどんどん気づかされていく。
だけど、逆に仕事においてのプラス部分。自分がその仕事において長けている部分って気づかなかったりする。
それは仕事での長所を、目の前で褒めてくれる人が少ないから。数字で結果を出すと褒めますが、その前の時点。
人のビジネスにおいての長所を率直に褒めてくれる上司って意外と少ないんですよね。