ソニック・ザ・ヘッジホッグの歯が気持ち悪い。毛並みを滑らかにすべき。目が小さすぎる。あの白い手袋はどこにいった――。2019年に初公開された、映画「ソニック・ザ・ムービー」の予告編に対するソーシャルメディアの反応は散々だった。そのため、映画を制作した米パラマウント・ピクチャーズは数百万ドルをかけて、有名なビデオゲームシリーズの人気キャラクターである青いハリネズミをわずか数週間でデザインし直した。それからはや5年。5月には、ソニックの仲間である擬人化された赤いハリモグラ「ナックルズ・ザ・エキドゥナ」を主人公にしたスピンオフシリーズ「ナックルズ」がストリーミング配信される予定だ。また、12月に公開されるソニック・ザ・ムービー第3弾の興行収入は第2弾を上回り、3作品合計の世界興行収入が10億ドル(約1510億円)を突破すると予想されている。
ハリウッドのキャラクターと世界観、ゲームが新たな源泉
映画・ドラマ制作スタジオは熱烈なゲームファンから知恵を拝借
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