覆面を着けたウクライナの保安当局者は、卵から大砲の砲弾までの軍用物資の調達を巡る汚職に対する最近の取り締まりで、関係先を家宅捜索して札束を押収し、容疑者を拘束した。同時にもっと静かな作戦が、マリナ・ベズルコワ氏という元エネルギー企業幹部を含む新たな専門家チームによって遂行されている。ベズルコワ氏はキーウのビジネス街にある彼女のオフィスから、資金を節約するとともに、新たな武器調達契約から不正を確実に排除することを目指している。ウクライナの国防調達庁のトップに今年就任したベズルコワ氏は「われわれは調達システムを変える必要がある」と述べ、「システムを変えなければ、何も起きない」と強調した。
ウクライナ、軍の汚職一掃に向け新たな取り組み
卵から砲弾・下着まで、調達を巡る一連の不祥事受け
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