春は学びを始めるのにぴったりな季節。ビジネスパーソンが勉強したいものというと、筆頭に上がるのが「英語」です。本記事の筆者・土岐田健太氏は、学生時代に独学でTOEIC L&Rテスト990点満点・英検1級に合格。東進ハイスクールや河合塾、大学受験専門塾「ワークショップ」などで学生に受験英語を教えるだけでなく、試験のスコアを伸ばしたい、業務で必要な英語を身に付けたいといった社会人にも英語を教えるスペシャリストです。そんな土岐田氏が教える、社会人が英語を勉強する際に一番大切なものとは?(大学受験専門塾「ワークショップ」英語科講師 土岐田健太)
多くの社会人が勉強しようとまず思うもの「英語」
「学び直し」や「独学」のブームが到来しています。大人になってからも学び続けることが求められ、何かを改めて勉強しようという時に多くの社会人の方がまず目を向けるのが「英語」です。
多くの企業で、英語に関連する仕事をしようと思い立った時には、TOEIC L&RテストのスコアやTOEFL iBTのスコアの提出が求められます。もちろん、企業の中には「実際のコミュニケーション力や英語の会話の実力で見る」というところもあるのですが、最低限の条件として、ある程度のスコアが求められることが多いです。
昇進の条件や海外への留学などで必須になり、英語の習得がさらなる仕事のチャンスを得るためのスタートラインになっていることも珍しくありません。
僕はふだん東進ハイスクール・東進衛星予備校、河合塾、ワークショップの講師として、英語を教えています。東大英語、トップレベルの国立大対策から医学部英語、早慶大対策など難関大学の受験対策を中心に指導しており、毎年合格者を多数輩出しています。