ダイヤモンド編集部厳選 必読!今週のニュース3本Photo:Patricia Marroquin/gettyimages, PIXTA

長野県の地方銀行、八十二銀行が6月に開く予定の株主総会で、海外業務を手掛ける「国際統一基準行」の資格返上を求める株主提案が初めて出されたことが分かりました。国際統一基準行であるが故に八十二銀行のPBR(株価純資産倍率)が低迷していると株主側は問題視しています。PBRが低い他の国際統一基準行に影響が広がる可能性もあります。『必読!今週のニュース3本』では、本記事に加え、『住友商事が新電力の「販売量ゼロから上位」へ』と『トヨタのガバナンスを前ネスレ日本社長が辛口批評!』の3本を紹介します。(ダイヤモンド編集部)

【スクープ】八十二銀行に前代未聞の株主提案「国際統一基準行の資格返上を!」地銀業界の慣習に一石

写真:八十二銀行

 長野県の地方銀行、八十二銀行が6月に開く予定の株主総会で、海外業務を手掛ける「国際統一基準行」の資格返上を求める株主提案が初めて出されたことが17日、分かった。国際統一基準行であるが故に八十二銀行のPBR(株価純資産倍率)が低迷していると株主側は問題視しており、PBRが低い他の国際統一基準行に影響が広がる可能性もある。 >>記事を読む

住友商事が今春にも新電力の「販売量ゼロから上位」へ!大淘汰後の業界で“台風の目”にも

写真:住友商事本社

 大手総合商社の住友商事が今春、新電力における販売量ランキングの上位に突如浮上する見通しであることがダイヤモンド編集部の取材で分かった。本稿執筆時点で資源エネルギー庁が公開している最新の電力販売量実績(2023年12月分まで)では、これまでの販売実績はゼロ。長期連載『エネルギー動乱』の本稿では、住友商事がなぜ新電力上位に食い込むのかをリポートする。 >>記事を読む

トヨタのガバナンスを、前ネスレ日本社長の高岡氏が辛口批評!グローバル企業に必要な社外取・監査の選任基準とは?

高岡浩三氏

 トヨタ自動車は3月、社外取締役と社外監査役の役割の明確化と、独立性判断に関する基準を見直した。だが、その内容はガバナンスの改善効果を疑わざるを得ないものだった。果たして、トヨタのガバナンスは健全なのか。ネスレ日本で10年間社長を務めた高岡浩三氏にトヨタの抱える課題を挙げてもらった。 >>記事を読む

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