プロなら買わない物件の特徴その3 「躯体に問題がある」

 これだけは絶対にNGです。躯体とは「建築物全体を構造的に支える骨組み部分」を指しますが、マンションとは躯体が命です。内装は壁や床を張り替えればどうにでもなります。自分好みの家にしていくことは容易でしょう。

 ただ、躯体だけはどうにもなりません。躯体に問題があると雨漏り、歪み、傾きなどさまざまな問題が立て続けに起こります。あえて強い言葉を使いますが、絶対に避けましょう。

 基本的に物件を購入する際は「重要事項説明書」などを通して、必ず物件の状態を確認できますが、「それがどこまで信用できるものなのか」と感じる方も多いと思います。そういった場合は、「インスペクション」と言って、第三者が住宅の検査をするサービスもありますので、労力を惜しまずに利用しましょう。