近年、日本には不動産バブルが到来している。加えてマイナス金利の解除も決定し、そろそろ家を買おうと考えていたが、「今はタイミングじゃないのでは?」と不安に感じている人も多いのではないだろうか。そんな住宅購入を不安に感じる人の悩みを解決ためにこの春『本当に家を買っても大丈夫か?と思ったら読む 住宅購入の思考法』が発刊される。本記事では発刊に先立ち、本文の一部を抜粋、一部再編集してお届けする。
これだけは見ておくべき内見のポイント
マンションの内見で必ず見るべき大事なポイントは3つあります。その3つを知らないと、判断基準もないままに物件を選ぶことになってしまい、大きな後悔につながってしまいます。最近はリノベ済み物件の増加に伴い、見た目に騙されてしまうケースも散見されます。
特に、「家は資産性も重視したい」という方は必ず押さえておくべきことですので、ぜひこの際にチェックしてみてください。
資産性とは、多くの場合「変えようがないもの」を指します。住宅も同じです。ですから、内見時は次の3つを確認しましょう。
・日当たり
・通風
・眺望
これらの3つは、自分の力だけではどうにもなりません。逆に、それ以外の部分は、概ね将来的なリフォームで改善できる可能性もあります。それほどに、この3つだけはリフォームしても劇的に改善されることはありません。
日当たりや眺望(主にマンション)がいい物件を持っていれば、古くなっても、リフォームすればいいだけだから住みたいと思う人は出てきます。大事なのは、現在の綺麗さに惑わされるのではなく、家の本質のところに目を向けることです。