「あれオレ詐欺師」に「名ばかり責任者」…
「自分を大きく見せている人」の特徴
転職面接に臨んだビジネスパーソンが、「人事により良い印象を持ってもらいたい」「内定を勝ち取りたい」と思うのは自然なことです。ですが、その思いが行き過ぎるあまり、話を盛ったり、職務経歴書に成果を過大に書いたりする人も中にはいます。
例えば、ちょっと関わった業務やプロジェクトについて「あれは俺がやった」と述べる「あれオレ詐欺」の常習者がいます。また、肩書の上では「責任者」ですが、本人は業務に関与しておらず、実行部隊として動いていたのは部下たちだという「名ばかり責任者」のパターンもあります。
企業側が、この種の「自分を大きく見せている人」を誤って採用してしまうと、後々後悔するのは言うまでもありません。一方で、経験を積んだ人事や経営者は、候補者がどれだけ巧妙にアリバイ作りをしていても、本質をしっかりと見抜くことができます。
「本当に優秀な人」と「自分を大きく見せている人」を見分けるには、具体的にどんな質問をすれば良いのでしょうか。転職コンサルタントがプロの目線で解説していきます。