体幹トレーニング22選

(1)プランク

プランク

理由:体幹トレーニングなら、まずはプランクから始めましょう。前腕とつま先で体重を支えることを強いられるため、体幹を鍛えられる初心者向けの素晴らしい動作です。

方法:腕立て伏せの姿勢をとり、手ではなく前腕を床につけます。背中が真っすぐになっていることを確認し、腹筋と臀部に力を入れてください。腰を落とさないようにキープします。

バートンのひと言:このエクササイズでさらに負荷をかけたいなら、時間を伸ばして長く続けるという方法は考えないでください。代わりにプランクプルスルーを行って、動作にウェイトを加えることを検討しましょう。プランクプルスルーは、ハイプランクの姿勢で重りを左右に引きずるエクササイズです。

プランクを長時間続けると、体幹トレーニングを長時間行えるので体幹が強いと思われがちですが、果たしてプランクを2分間続けることにどんなメリットがあるのでしょうか? 実際は単に何かを長く続けるのが上手くなっただけで、意味がないのです。

一方、ウェイトと抵抗を加え始めると、短時間しかできないことに気づくでしょう。それこそが有益なのです。なぜなら、その動作をコントロールするためには、より多くの筋線維を動員する必要があるからです。

(2)グルートブリッジ

理由:強い体幹には強力な臀筋が必要ですが、実は臀筋は見落とされがちな筋肉群です。臀筋を強化することは、現在そして将来の身体に、驚くべき効果をもたらすでしょう。

方法:仰向けになり、膝を曲げ、足の裏を床につけます。かかとに力を入れて腰をできるだけ高く持ち上げ、一時停止してから開始位置に戻ります。

バートンのひと言:プランクが体幹を鍛える優れた初心者向けエクササイズであることは周知の事実です。が、グルートブリッジはあまり注目されない傾向にあります。ですが、グルートブリッジはプランクと同様に重要です。臀筋は背中を支えるため、体幹を強くするためには臀筋は強くなければなりません。

体幹を強くするために最初に押さえておきたいのは、「グルートブリッジができるか」と「プランクができるか」です。この2つの動きを理解できたら、次は「それらの動作をどう応用できるか」という段階に進むことができます。

(3)デッドバグ

理由:デッドバグは、初心者の体幹トレーニングに最適です。なぜならやり方を間違いにくく、自身の体幹の強さを安全にテストできる方法だからです。

方法:仰向けになり、膝が90度になるように曲げて足を上げ、腕を身体の上に伸ばします。片方の脚をかかとが床から2〜3cmの位置になるまで下ろして真っすぐ伸ばし、下ろした足と反対側の腕を床と平行になるまで下ろしましょう。開始位置に戻し、反対の脚と腕で繰り返します。