(4)フラッターキック
理由:一見、簡単に思えるでしょう。ですが、体幹の強さに大きな違いをもたらす動作のもう1つが、このフラッターキックというわけです。脚を伸ばしてかかとを浮かせることで体幹の安定性を鍛えることができるうえに、腰に安全な姿勢で行えます。
方法:仰向けになります。両脚を伸ばして、腰が反らないように気をつけながら左脚を右脚より高く上げ、右脚を上げながら左脚を下ろします。常に動作をコントロールしているようにしてください。
(5)スイミングスーパーマン
理由:水中で泳ぐことは体幹に良い効果をもたらしますが、それは陸上でも、腰と背中の上部を伸ばせば大臀筋と体幹を鍛えることにつながりいます。最後に泳ぐ動作を加えることで、エクササイズ全体の強度を少し上げることができるのです。
方法:まずはうつ伏せの姿勢になり、足と腕を床から少し浮かせた状態で腹筋と大臀筋に力を入れます。次に両手を顔の近くまで引き寄せ、肘を曲げます。そこから、水泳の動作を始めます。両腕を真っすぐに伸ばしながら身体の両側に広げ、再び顔の前に戻してスタートポジションに戻ります。
エクササイズ全体を通して、体を床から浮かせた状態を維持することが重要です。
(6)TRXロー
理由:サスペンショントレーナー(自重と重力を負荷として利用するトレーニングシステム)は、ジムであまり人気がないかもしれません。ですが、体幹にとっては非常に重要です。体幹に負荷をかけずに、これらの器具を使ってみてください。さあ、勇気を出して挑戦しましょう。
方法:ハンドルが胸の高さになるようにサスペンショントレーナーをセットし、足を肩幅に開いてハンドルを握ります。腕が伸びるまで後ろに傾き、胸を引き上げ、肩甲骨を寄せながら肘を身体に近づけます。胸と手が触れ合うはずです。動作の頂点でポーズをとり、腕が再び伸びるまでゆっくりと下ろします。
バートンのひと言:体幹を収縮させずに宙吊りの姿勢になることはできないので、サスペンショントレーニングが好きなのです。