料理が面倒、忙しくて料理をする暇がない、そもそも料理が苦手……でも、野菜はちゃんと食べたい! そんな人におすすめなのが、書籍『生産者さんだから知っている そのままおいしい野菜の食べ方』。旬の時期や、新鮮なものの見分け方、栄養、長持ちする保存方法、おいしく食べるためのコツなど、なるべく料理せず、ラクにおいしく野菜を食べる方法を多数紹介しています。今回は、そのなかから里芋に入れるとおいしいものについて紹介していきます。
里芋に、親芋、小芋、孫芋があるって知ってた?
いも類の中では比較的味はあっさりしている里芋ですが、ねっとりした食感は格別。
煮ても焼いても、ふかしても、揚げても、独特の存在感があります。
実は、里芋には親芋と、親芋の芽から成長した子芋、そして孫芋があるということをご存じですか?
私たちが食べているのは、主に子芋と孫芋。
あまり出回りませんが、親芋は子芋や孫芋に比べてねっとり感が少なく、ホクホクとしているのが特徴です。
見つけたら、ぜひ買って食べ比べてみてくださいね!
生産者さんおすすめの食べ方
よく出回っている小芋は、やっぱり衣かつぎにして食べてほしい!
衣かつぎはとは、皮つきのまま里芋を蒸して、皮をむいて食べるもの。里芋のとろっととろける食感が楽しめます。
ほかに、スライスして揚げるとめっちゃおいしい!という声も。
里いもというと、煮たり、おでんに入れたりというイメージですが、じつは揚げても美味!
いも類の中ではエネルギーが比較的低めなので、じゃがいもやさつまいもよりもヘルシーな「里いもチップス」をぜひ試してみてくださいね。
芋の厚さはお好みで、塩やガーリックパウダーが合いますよ。
手間や時間をかけた料理より、「新鮮な野菜をそのままシンプルに食べるのが、結局いちばんおいしい!」と思ったことはありませんか?『生産者さんだから知っている そのままおいしい野菜の食べ方』は、そのための方法だけをまとめて1冊にしたものです。250軒以上の生産者さんに直接取材したり、アンケートにご協力いただき、あまり知られていないけれど、生産者さんだから知っている情報ばかりを集めました。レシピ本にはない野菜の知識とアイディアで「こんなに味が変わるんだ!」という体験をしてみてくださいね。