料理が面倒、忙しくて料理をする暇がない、そもそも料理が苦手……でも、野菜はちゃんと食べたい! そんな人におすすめなのが、書籍『生産者さんだから知っている そのままおいしい野菜の食べ方』。旬の時期や、新鮮なものの見分け方、栄養、長持ちする保存方法、おいしく食べるためのコツなど、なるべく料理せず、ラクにおいしく野菜を食べる方法を多数紹介しています。今回は、そのなかからメロンについて紹介していきます。

旬のメロンを味わいつくす!

【農家が本気で広めたい】捨てる人が多くてショック......メロンの一番おいしいところとは?Photo: Adobe Stock

高級果物の代表的存在といえるメロン。きゅうりやすいかと同じウリ科で、分類上はじつは野菜。

ハウス栽培や産地リレー栽培によって通年出回っていますが、本来の旬は5~7月頃。
ですから、今まさに甘さもみずみずしさも最高潮!おいしい時期ですから、ぜひ旬の味をたのしみたいですね!

おいしいメロンを見分けるコツを生産者さんに聞いてみたところ、実に丸みがあり、持ってみるとずっしりと重いもの、軸がついている場合は軸が太いものを選ぶといいとのことでした。
皮の表面に網目がある品種の場合は、網目が均一でこまかく、盛り上がっているものを選ぶのがいいでしょう。

メロンのすごくおいしいところ

【農家が本気で広めたい】捨てる人が多くてショック......メロンの一番おいしいところとは?Photo: Adobe Stock

また、捨てる人が多い種まわりですが、このわたは特に糖度が高いのだとか!
ぜひ、わたの部分に含まれる甘みも活用したいもの。
ていねいに種を取れば食べられますから、絞ってジュースにするのも簡単でおすすめです。

ちょっとした知識で、旬の味覚を驚くほどおいしく食べることができますから、ぜひ試してみてくださいね。

手間や時間をかけた料理より、「新鮮な野菜をそのままシンプルに食べるのが、結局いちばんおいしい!」と思ったことはありませんか?『生産者さんだから知っている そのままおいしい野菜の食べ方』は、そのための方法だけをまとめて1冊にしたものです。250軒以上の生産者さんに直接取材したり、アンケートにご協力いただき、選び方や、切り方、保存方法、食べ方などあまり知られていないけれど、生産者さんだから知っている情報ばかりを集めました。レシピ本にはない野菜の知識とアイディアで「こんなに味が変わるんだ!」という体験をしてみてくださいね。