デメリットない物件なんてない
ただ、夕方の1回のみ内見に行って買うというのはリスクだと思い、前回内見時とは違う時間帯の日中に再訪しました。西向きでしたが日当たりも悪くなく(特段よくはなかったですが)、なにより眺望がよかったので購入を決めました。
そこからリノベーションの見積もりをバタバタと進めていましたが、やはりリノベーション会社の選び方にも難しさがありました。最初に話を聞いていた会社の見積りが高く、これも適切なのか、ということをまた諸先輩方に相談をし、ちょっと高い、ということで会社を変え、再度見積りをとって、最終的には無事契約に進むことができました。
契約日、緊張しましたがよく覚えています。売主さんがとても素敵な方でした。シャネルのワンピースを着こなした、おそらく70歳ぐらいの女性です。非常に上品な出で立ちで、そういった方から物件を買わせてもらえるということの運気のよさも感じ、この物件はきっと素敵なものになると確信しました。
「リノベーションする予定なんです」とお伝えすると、「それは楽しみね!」とともに喜んでもらえた記憶があります。
一方、もちろん100%プラスのことばかりではありませんでした。実際に家を買ったあとにわかったことですが、少し近くに大使館があり、その結果、土日の昼間には、いわゆる街宣車のプロパガンダの音がかなり聞こえてくる物件でした。
そのため、週末はそれで目が覚めることも多々ありました。しかし、それを差し引いても非常にいい物件を手に入れたと思っています。