今までの英語の学習法は、
日本人に合っていなかった!

……と言ってみたものの、今まで、いろいろな「英語の学習法」を試してみても、なかなか英語が上達しなかった経験がおありの方であれば、「インド式英語学習法」の内容にも、半信半疑かもしれませんね。

 実は…、英語を学習している人の99%が、

「英語を勉強しても、全然、話せない……」

というのが現状なのです!

 だからこそ、次から次へと新しい「英語教材」が出ては消え、出ては消え…。
 また、相変わらず「英会話スクール」も、こんなにもたくさんあるのです。そこで、「根本的な疑問」に立ち返ってみましょう。

「なぜ、99%の日本人は、中・高・大学と10年間も英語を学んできているにもかかわらず、ほとんど、ひと言も英語が話せないのでしょう?」という疑問
です。

「日本人だけ、特別に、語学の才能がない」から?
……いえいえ、そんなことはありません。

 だって、そもそも「日本語」は、世界的にみても、1位、2位を争うほど難しい言語とも言われていますが、その言語を、私たちは「識字率がほぼ100%」に近い状態で、縦横無尽に、使いこなしているわけですから!

 英語を学んでも、99%の日本人が話せなかったのは、実は、「従来の日本人の英語の学習方法」が、「日本人には合っていなかった」からなのです!

……というのも、私たちが受けてきた「英語教育」とは、英単語を暗記しなさい、英文法を暗記しなさい、あとは、英語に慣れなさい…というやり方です。

 この方法がマッチするのは、「英語と比較的に似ている仲間の言語」に限った場合なのです。

 ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語などのヨーロッパの言語は、それぞれ、英語ととてもよく似ていて、単語などは、同じものもたくさんありますし、「文のカタチ(単語の並び順)」も、とてもよく似ています。

 英語とヨーロッパの言語は、お互い似たルールに基づいて文章を作るので、置き換えもカンタンです。

 だから、ヨーロッパの人々は、繰り返し英語に慣れていくだけで、「感覚的に何となく英語がわかってきてしまう」ということが可能なのです。