パーティー欠席にもかかわらず、
「寄付金」を振り込んでくれた方々
松澤萬紀(まつざわまき) 幼少期よりCA(客室乗務員)に憧れ、8回目の試験で念願のCAに合格。ANA(全日空)のCAとして12年間勤務する。トータルフライトタイムは8585.8時間(地球370周分)。ANA退社後は、マナー講師、CS(顧客満足度)向上コンサルタントとして活動。年間登壇回数は200回以上。総受講者数は、2万人以上。リピート率は97%に達している。また、読売テレビ「ミヤネ屋」への出演、毎日新聞にも掲載されるなど、メディアでも活躍中。【オフィシャルHP】
http://www.matsuzawa-maki.com/
「すみません、当日は別の予定があって参加できませんが、少しでもお役に立ちたいので、寄付金をお振込します」
と申し出てくださったのです(欠席にもかかわらず、寄付金を振り込んでくださった方が、なんと「4名」もいらっしゃいました)。
さらに、この方々からのメールの返信には、私が気兼ねせずにお金を受け取れるように、次のような一文が添えられていました。
「毎年あしなが育英会に寄付をしていたので、今回は、ちょうど良いタイミングのお誘いでした」
「毎年、クリスマスシーズンには、自分の年齢×1000円の金額を寄付しようと決めていました。今年は、松澤さんにそのお金をお預けしますね」
お金を払うか、払わないかは、「会に参加するか、しないか」で考えるのが普通です。私も、そう思っていました。98〜99%の人が、普通に、そう思うはずです。
ですが、1〜2%の方々(200人中の4人)は、「当たり前を超えた行動(参加しないのに、寄付金を支払う)」を、いつも行っていらっしゃるのです。
「参加できなくても、自分にできることがなにかあるだろう」と考えてくださった結果だと思います。
また、私は、会に参加しないのに「寄付金」を託していただいたことで、自分が行っている活動を応援していただけたと、とても嬉しくなったことを覚えています。



