ジョー・バイデン米大統領や陣営関係者は11日、民主党内の反発の声が大きな勢力へと拡大しないよう対応を迫られた。同氏の最側近らは議会議事堂を訪れて会合を開いたほか、バイデン氏は記者会見を開いて11月の選挙で勝利できることを示そうとしている。有権者や同僚議員らはバイデン氏が選挙を続けること、また2期目を務めることを懸念している。だが81歳の同氏は大統領選討論会での悲惨なパフォーマンスやその後の公の場での発言で、これら懸念を払拭することができておらず、議員の間ではバイデン離れが続いている。バイデン氏は選挙戦継続を表明しているものの、多くの議員が再考を求めているほか、一部議員は撤退して他の候補に道を譲るべきだと公に要求している。
「バイデン降ろし」の声、民主党内で拡大
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