北朝鮮の金正恩が暴走している。今にも核ミサイルを日米韓に発射せんばかりだ。
専門家は、こうした瀬戸際外交を展開することで米国を交渉の場に引きずり出し、金体制の擁護を確約させようとしているだけで本気ではないと言う。
専門家でない私は、そんな説明を聞いても少しも安心できない。金正恩を見ていると、言う通りにならないならおもちゃ屋を壊しかねないほど大騒ぎしている、可愛げのない我儘なガキを思い浮かべてしまう。爺さんも婆さんも、そんなガキの頭を一発殴ってやりたいと思いながら、「仕方がないなぁ」と言っておもちゃを買い与えてしまう。ガキは、上手くいったとほくそ笑み、ますますエスカレートしていく。そして本当におもちゃ屋で暴れだす……。
「ミサイル、打っちゃえ!」
「えっ、本気ですか?」
「だって言うこと聞いてくれないもん。手始めは東京はどう?あっ、ディズニーランドは外してね。後で遊びに行くから」
こんな会話を側近と交わしてんじゃないのかなぁ。あの金正恩は、政治をなんと心得ているのだろうか?
なにを措いてもまずは「食」
さすがに孔子は政治の王道を究めようとしただけに、政治に関する言葉が多い。これはそのまま金正恩に聞かせてやりたいが、私たちの生活や企業経営にも役立つ内容だ。