ジョー・バイデン米大統領は大統領選で候補の座にとどまるための戦いが危険な局面に入った。民主党の重鎮や献金者が新たな候補者の擁立を視野に入れ始めたからだ。民主党幹部に近い複数の関係者は18日、バイデン氏の大統領選からの撤退は今や時間の問題のようだと述べた。この1日ほどの間に、バラク・オバマ元大統領は電話をかけてきた友人に対し、バイデン氏の勝利への道は狭まっていると語った。通話内容に詳しい関係者らが明らかにした。チャック・シューマー上院院内総務(ニューヨーク州)をはじめとする民主党幹部は一部の大口献金者に対し、バイデン氏が撤退を決断した場合の対応を練り上げていることを示唆している。協議内容に詳しい関係者が明らかにした。
バイデン氏抜きの選挙戦に備える民主党幹部
撤退は時間の問題との声も
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