ロシアの裁判所がウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のエバン・ゲルシコビッチ記者(32)に不当な有罪判決を下したことを受け、世界の指導者や報道の自由の擁護を目的とする団体などから非難が相次いだ。ロシア・エカテリンブルクの裁判所は19日、ゲルシコビッチ氏にスパイ罪で懲役16年の判決を言い渡した。ジョー・バイデン米大統領は判決後の声明で、ゲルシコビッチ氏が標的にされたのは同氏がジャーナリストであり、米国人だからだと述べた。「私が以前から言ってきたように、また国連も結論づけたように、ロシアがエバンを不当に拘束していることに疑いの余地はない」と語った。また、「エバンは驚異的な強さで試練に耐えてきた」とし、「彼を帰国させる取り組みをわれわれがやめることはない」と話した。
WSJ記者へのロシア不当判決、世界の指導者らが非難
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