ジョー・バイデン米大統領は、50年にわたる政治家としてのキャリアに幕を下ろし、大統領選から撤退することを明らかにした。同氏はソーシャルメディアに投稿した書簡で、討論会での大惨敗の後、同氏の立候補に対する民主党内での抵抗を鎮めることができなかったことを受け、大統領選への出馬を打ち切ると述べた。バイデン氏はこの中で、「大統領を務められたことは私の人生で最大の名誉だった」とし、「再選を目指すつもりだったが、私が身を引き、残りの任期は大統領としての職務を全うすることだけに専念することが、党と国にとって最善の利益であると信じている」と語った。同氏はその後のツイートで、後継候補としてカマラ・ハリス副大統領を支持した。「今日、私はカマラが今年のわが党の候補者になることを全面的に支持し、推薦したい」と述べた。
バイデン氏が撤退表明、後継候補は「ハリス氏を支持」
民主党内で年齢・職務遂行能力への懸念が高まり、2期目挑戦を断念
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