お盆を境に強運を呼び込みたい! そんなあなたを強力に救ってくれそうなのが、「本当に運が良くなった」「毎日癒されている」「心があったかくなった」と話題の『1日1分見るだけで願いが叶う!ふくふく開運絵馬』だ。
出雲大社、神田明神、東京大神宮、伊勢神宮崇敬会で展示中の【百年開運大絵馬】を特別収録
天然の木曽檜(樹齢300年、年20万本限定希少材)に絵馬師が命を吹き込んだ「全71絵馬」初公開
史上初!「神道文化賞」受賞・絵馬師が描いた【開運絵馬】の本
金運・仕事運・恋愛&結婚運・長生き健康運・人間関係運も御利益ザックザック。見るだけで木に宿る神のパワーが奇跡を起こしてくれるかもしれない。
では、絵馬師から2024年お盆のスーパー運気を誰よりも早くインストールするとっておきの“裏技”を紹介してもらおう。

【本日は巳の日】猫で開運する人がお盆に考えていることPhoto: Adobe Stock

猫が神様の使いというワケ

 昨今の猫ブームはすごいものがあります。
 以前は犬のほうの飼育数が多かった気がしますが、いまやそれを抜いて、ブームだけでは収まらない感じさえあります。

 昔から招き猫、キティちゃん、ドラえもんなど、猫にまつわる人気キャラクターはたくさんあります。

 今、放送中の大河ドラマ「光る君へ」にも、藤原道長の妻である源倫子が飼っている「小麻呂」が出演していますが、「源氏物語」の中でも大事な場面で猫が出てきます。

 そして、「枕草子」の中でも猫のかわいさについて書かれています。
 平安時代からペットとして飼われていたことがわかります。

 農耕や養蚕、和紙づくりなど、昔からの産業の中に猫はいました。
 それはなぜでしょう。

 こういった産業では、ネズミの被害に頭を悩ませていましたが、中国から輸入された猫はネズミを追い払ってくれるので重宝されてきたのです。

 猫は元々エジプト周辺の発祥で、古代エジプトでも神様として扱われていました。
 私自身も2021年に開催した東京国立博物館のミイラ展で、猫のミイラを見たことがあります。

 長い間、人間のそばで寄り添ってくれる猫たちは、イメージ的にも神秘的であり、日本では、黒猫は幸運のシンボルだったと、拙著『ふくふく開運絵馬』にも書きました。

 そして、白猫も神の使いとして大切にされています。
 東京の愛宕神社には、白猫が飼われていて、境内で悠々と歩く姿が見られ、参拝する人たちの心を癒しています。

猫はなぜ空を見上げているのか

 猫は霊的な感覚が鋭い動物だともいわれています。
 猫を飼っている方ならわかるかもしれませんが、突然、何もない空を見上げているときがあります。

 もちろん、虫にも敏感で、虫に反応することもあるのですが、ときどき私たちには見えないものを目で追いかけているときがあるのです。

 人間の赤ちゃんなども、小さなときに不思議と空中を見て笑っていたり、手を振ったりすることがありますが、それも猫のしぐさに近い、私たちには見えてない何かを感じ取っているのかもしれません。

 十二支で「猫が外れた」という話があります。
 猫は先着順で決める干支の日程をネズミに一日伝えるのをずらした、という話です。
 そのことで怒った猫はネズミの天敵になったとか。

 さて、この話には、中国での猫の立場もあったようです。
 猫より先にトラがいた中国では、そちらを十二支にしたという話があるようです。
 ちなみにトラも猫科です。

 猫はクールで冷たい印象がありますが、実際飼ってみると、とても甘えん坊。ツンデレなところがまたかわいいのです。

 そんな猫は、私たちが猫に施したことを、ちゃんと神様に伝えてくれています。
 良い行いをしていると、あなたのやさしさが神様に伝わり、必ず良い形で返ってくるのです。

 ジブリアニメでも「猫の恩返し」というタイトルがあるように、猫は神様に近い存在なので、心から大切にしてあげたら、きっと恩返しをしてくれるでしょう

 猫のかわいさは世界共通です。
 私も猫が大好きで老若男女の保護猫がわが家にいます。
 日々たくさん幸せな気持ちにさせてもらっています。

 拙著『ふくふく開運絵馬』にも、猫福の神や仏様がいっぱい収録されているので、猫好きな人、猫で開運したい人には参考になるかもしれません。

(本稿は『1日1分見るだけで願いが叶う! ふくふく開運絵馬』の著者による特別投稿です)