フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える

夏休み!友人のキャンピングカーで北海道へ

 みなさまごきげんよう。

 フェルディナント・ヤマグチでございます。

 今週も明るく楽しくヨタ話からまいり……と言いたいところなのですが、今回は言うなれば全編がヨタ話のようなものでして、あえて前ヨタを入れる必要もないのではと思慮し、イキナリ本題へと入るものであります。

 今回お届けする記事は、北海道Surf&Campツアーのリポートです。昨今のキャンピングカーブームは大変な勢いであり、私も流行に乗り遅れまいと、名前と顔を出したがらない友人Mくんの家族旅行に便乗させて頂いた次第です。

 立派なキャンピングカーを所有するMくんは、もともと同じチームのトライアスロン仲間。私より14歳も年下ですが、銀座で大きな不動産会社を経営する実業家でありまして、大変な資産家でもあります。厚誼が進む中で、私のキリギリス的な暮らしぶりを見るに、「このオッサン、このまま放っておくと老後は悲惨なことになる……」と案じて、高い利回りの優良不動産投資物件を斡旋(あっせん)してくれたり、銀行や税理士を紹介してくれたり、と何かと世話を焼いて下さるのです。サーフィンを手ほどきしてくれたのもMくんで、文字通り公私ともにお世話になっている、大切な友人です。

 さて、東京からキャンピングカーで北海道旅行となると、茨城県の大洗から苫小牧までフェリーを利用するのが定番ですが、何しろフェリーは時間がかかる。個室の充実した夕方便を利用すると、往路で17時間45分、帰路は19時間15分もかかってしまう。つまり丸々1日がつぶれてしまう。暇人の私はいいですが、激務の合間を縫って北海道入りするMくんは悠長に船旅を楽しんでいる時間などありません。