カマラ・ハリス米副大統領は22日、民主党からの大統領候補指名を受諾した。59歳のハリス氏は「最も高い志に基づき、われわれを団結させる大統領になる。人々をリードし、話に耳を傾ける大統領になる」と語った。また「現実的かつ実践的。そして常識も兼ね備える。常に米国民のために戦う。裁判所でもホワイトハウスでも、それこそがわたしのライフワークだった」と述べた。同氏はまた、ドナルド・トランプ前大統領が自由に対する脅威になっているとし、自らは人工妊娠中絶の権利保護や中所得層の経済的モビリティ拡大など、より前向きな政策を掲げていると主張。中流階級で移民の母に育てられた経歴も強調し、優先的な政策に関して自身が信頼でき、親近感の持てる人物であるとアピールした。