【1分読み切り】誰かに傷つくことを言われたとき、アナタならどうしますか? いちばんいい方法を教えましょう。
誰しも悩みや不安は尽きないもの。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 50代を上手に生きる言葉』(ダイヤモンド社)。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日一日がラクになります!
※本稿は『精神科医Tomyが教える 50代を上手に生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。
傷
傷つかなくてもいいのよ。
「あ、こういうこと言っちゃう人なんだ」
とこっそり思えばいいことよ。
悪気がある場合も、ない場合もありますが、他の人から傷つく言葉を言われたことは、誰しもあることでしょう。そんなとき、心を凹ませる必要はありません。むしろ、こんなふうに前向きにとらえましょう。
「あ、こういうこと言っちゃう人なんだ」――つまり、その人が自分とは合わない人だと教えてくれたようなものなのです。
「過去と他人は変えられない。変えられるのは未来と自分自身だ」と1950年代に活躍したカナダの精神科医エリック・バーンが言ったように、その人を変えようとは思わないこと。
他人を変えようとせず、自分が変わる。その人が「自分は嫌なヤツだよ」と教えてくれたようなものですから、その人と距離を置くようにするのが得策です。
※本稿は『精神科医Tomyが教える 50代を上手に生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。