40日間で20万部のベストラーとなった『伝え方が9割』の著者・佐々木圭一氏と、本書のプロデュースをしたレバレッジシリーズで知られる本田直之氏の対談をお届けします。なぜ、本田直之はこの方法に惚れ、このやり方を学べば、コトバが一瞬に強くなり、人生が変わると説くのか!!(構成・井上健太郎 撮影・小原孝博)

短くてインパクトのある言葉が必要になってきたのは、この数年

本田 『伝え方が9割』のベストセラーおめでとう。

佐々木 ありがとうございます。本田さんには、企画の段階から「これは、俺が読みたかった本だ!」と言っていただいて、本当に嬉しかったんですけれど、なぜそう思われたんですか?

本田 だって、この本に書いてあることは、誰にも使えることだから。メールを打つ時だってそうだし、会社で書くレポートだってそう。僕の場合は、本を書くとか、本のタイトルを考えるとか、フェイスブックやツイッターでメッセージを投稿するときとか、とても参考になる。ネットがない時代だったら、何かを人に伝えるという機会は、もっと少なかったと思うけれど。

佐々木 そうですね。伝える機会は、とても増えてきていると思います。

本田 たとえば昔、恋人に毎日手紙を書いてた人って、情熱的な一部の人だったと思うけど、今はデイリーのやりとりって当たり前になっているし、LINEあたりだとデイリーどころか分刻み。

佐々木 情報を送りまくってますよね。たぶん10年前と今だと、それこそ書いてる文字量が5倍以上になってる気がします。

本田 僕が会社に入った1991年当時なんて、まだパソコンを個人的に使っている人はとても少なくて、文字を打つといえばワープロが主流。ワープロっていうのは文書をつくるためのものであって、人とキャッチボールするための文章を書くものではないじゃないですか。

佐々木 それがインターネットが登場して、2000年代半ばには、何かを表現したい人はブログを書くっていう文化ができた。さらに今は、フェイスブックやツイッターもある。そのおかげで、若い人も年齢が上の人も、また男女にかかわらず文字を書くようになりましたよね。

本田 これだけ激しく情報をやり取りするようになったのって、ここ数年の話でしょう。しかも、より短くてインパクトのある言葉の使い方が必要になってきたのは、たぶんツイッターやLINEのようなサービスが出てきてからだと思うんです。