SIMカードとスマートフォン写真はイメージです Photo:PIXTA

10年間で節約だけで貯蓄3000万円を達成したぴーち氏曰く、通信費や保険料といった固定費から見直すのが節約の近道なのだとか。当たり前のように払っているものが適切なのか、家計状況と照らし合わせて見極めつつ、お得な医療費控除制度についても知っておこう。※本稿は、4人家族の主婦ぴーち『ストレスフリーで楽しく実現! 1年で300万円貯まる超節約術』(KADOKAWA)の一部を抜粋・編集したものです。

格安SIMとテザリングで
固定費を簡単見直し

「格安SIM」は節約生活の強い味方。通信費を節約するには欠かせないものです。楽天経済圏で暮らすわが家では楽天モバイルを使っています。楽天モバイルは格安SIMである上に、いまや4大キャリア。私の生活圏内ではつながりにくいなどのデメリットはなく、携帯代は家族割引も使い1人971円、夫婦でたったの1942円です。

 最初に楽天モバイルを選んだきっかけは、税込3278円の無制限プランを使うためでした。数年前まで自宅Wi-Fiをつけていなかったので、楽天モバイルのインターネット共有(テザリング)でパソコンとタブレット、テレビでのYouTube視聴をすべてまかないたかったのです。当時は、楽天モバイルのインターネット共有があれば十分でした。

 そのときの携帯代は、私が無制限プランの税込3278円、夫は2000円ほど。けれども、私がYouTubeの配信を始めてからはテザリングではアップロードに2時間かかるなど対応しきれなくなり、時短のために楽天ひかりを導入しました。約5000円の楽天ひかりと約2000円の楽天モバイルで月7000円と少し高くなりましたが、通信速度などのストレスはなくなりました。