5 ボディーランゲージに気をつける。常に相手の目を見ることは、自信と誠実さの証しである。逆に、目をそらすことは、自信不足か不誠実であることの証しだと解釈されやすい。足をゆすったり頭をかいたりするなどの余計なしぐさもよくない。会話中でなくても、ボディーランゲージはあなたについて多くを物語る。

6 自分について話す時間を最小化する。私たちは自分について話すのが大好きだが、それをやりすぎると、相手は10分もたたないうちに退屈して話を聞こうとしなくなる。そんなときは相手に話をさせて自分は聞き手に回ろう。そうすれば、相手に興味を持っていることを示すことができる。

7 注意が散漫になることを避ける。電話や周囲の雑音に気をとられてはいけない。

Suggestion
相手に感銘を与えようとしてやっきになるのではなく、相手にポジティブな興味を持っていることを自然体で伝えよう。

ポジティブな思考を
保つための5つの原則

 自尊心を損なっている状況について考えてみよう。代表的なのは、配偶者や愛する人とのいざこざ、友人とのもめごと、同僚とのトラブル、離婚や破産、失業などの大きな痛手である。

 どんな状況が自尊心を損なっているかがわかったら、そのときに自分がどう考えているかに気をつけよう。それには、ふだん自分にどのように語りかけているかとか、自分のおかれている状況をどう見ているかも含まれる。それは合理的かもしれないし、不合理かもしれない。