レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラが、イスラエル中央部にある軍施設をドローンで攻撃し、兵士4人が死亡、数十人が負傷した。イスラエルが誇る防空システムの弱点が浮き彫りとなり、軍当局者らも対処は容易ではないとしている。ドローンは13日夜に発射され、イスラエル軍に探知されることなくビンヤミナ近郊にあるゴラニ旅団の基地に着弾。イスラエルの国家緊急サービスのマゲン・ダビド・アドム氏によれば、全体で61人が負傷した。イスラエル国営アーミー・ラジオによれば、今回の攻撃の際にイスラエル側では警報が鳴ることもなく、兵士らが食事をとっていたダイニングホールにドローンが着弾。攻撃されたダイニングホールの天井に大きな穴が開き、床に血が飛び散っている様子をイスラエルのメディアは伝えている。
ヒズボラのイスラエル攻撃、ドローンの脅威増大を示す
ヒズボラのドローン、イスラエルは検知できず 警報なく軍施設に着弾
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