僕たちが行動するとき、「必ず成功させる」ではなく、「仮説を試すだけ」と考えると、気持ちが楽になります。それでもまだ行動することに対して、たじろいでしまうあなたにはこんな言葉を贈ります。

お若い方々よ。打席に立ったとき、三振するのも情けないゴロを打ってアウトになるのも、かまわない。見逃し三振さえも許してしまおう。いけないのは、ただひとつ「打席に立っていることがよろこべないこと」だ。その打席に立ちたくて目を輝かせたのではなかったのか。
(糸井重里『羊どろぼう。』〈ほぼ日ブックス#〉より)

 あなたが希望して今の会社に入ったのだから、こうして打席に立つことは、もともと喜びだったはずです。その初心を忘れてはいけません。数のゲームを楽しみ行動し検証していくことには年齢は関係ありません。実際、黒板会社の採用コピーとしてこんなキャッチコピーがあります。

いくつになっても成長しようとする人の 見つめる先に黒板はある。
(株式会社青井黒板製作所/脇田賢一)

 黒板をつくる仕事を「まっさらな未来に夢を描こうとする人と生きること」だと捉えるように、いくつになっても数のゲームにチャレンジできる、そんな生き方を紡げるようになっていきたいと思います。