学んだことのひとつが、やはり大富豪や成功者ほど「紙に書いている」と言うことだったのです。彼らは手帳であれノートであれ、常に紙とペンを携帯して、コツコツと書き留めています。きっと1日のどこかでそれを読み返し、アイデアを練ったり、我が身を振り返ったりしているのだろうと推測できました。
ちなみに「なぜ紙に書くと未来がかないやすいのか」について、言葉のエッセイらしく自分なりに掘り下げてみたいと思います。
紙に言葉を紡ぐことは
想いをカタチにすること
僕は何よりも文字を紙に書くことで物理的な存在としてカタチになるからだと思います。例えば友達や恋人、両親など、誰かからもらった手紙を5年、10年単位で、ずっと大事に保管している人は多いと思います。
では、同じ相手からのメールやLINEなどのメッセージを10年単位で保管し続けている人はどれだけいるでしょう。きっと、ほとんどいないはずです。デジタルなメッセージは、受け取った数でいえば紙の手紙の10倍から100倍以上も多いはずです。
しかし、そのメッセージは常に流れていくカタチのないものです。紙に綴った言葉は、手紙、日記帳、手帳、ノート、寄せ書き、文集などとして残り、物理的に留まり続けます。