スポーツニッポンの柳原直之記者の仕事は、ある意味分かりやすいが、別の意味では尋常でない。柳原記者はロサンゼルス・ドジャースのスーパースター大谷翔平(30)について1面記事を毎日書かなければならない。1年364日だ。365日ではないのは、元日は休刊日だからだという。日本では大谷の人気に限界がないようだ。有名すぎて、まるで宗教のようだ。日本最大のセレブであり、年齢、性別、政治的立場を超越し、さらにはスポーツファンであるかも関係なく全国的な現象となっている。首相よりも人気があるという人もいると柳原記者は話す。今週、打者と投手の二刀流として野球界の常識を覆す歴史的な才能を持つ大谷への熱狂は頂点に達した。
「ベースボール」に熱狂する日本 大谷ワールドシリーズ
大谷翔平の存在により、米国の国民的娯楽が日本で社会現象に
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