米マイクロソフトが750億ドル(約11兆4000億円)を投じたゲーム事業への賭けに審判が下ろうとしている。同社は人気ゲーム「コールオブデューティー(CoD)」の新作を25日に発売し、サブスクリプション(定額制)サービス「ゲーム・パス」で同日からプレーできるようにした。
マイクロソフトにとって米ゲームソフト大手アクティビジョン・ブリザードの買収は過去最大規模で、ゲームのプレーと課金方法の将来を見据えた賭けだった。ストリーミングによる変革がテレビや映画にとどまらず、数十億人の熱狂的ファンを持ちながらさらに成長している対人ゲームにも波及すると考えた。