「頭の回転が速くなる」「誰でも脳の機能が向上しそう」「脳の老化防止に使える」「ゲーム感覚で小学生でも楽しめる」「たとえるなら、脳のストレッチ」「集中力や記憶力が伸びた」などの声が届いた、くり返し楽しんで使える『1分間瞬読ドリル』は、何歳からでも6つの力が飛躍的に伸びます。間違ってもOK。1分間で与えられた課題を見ていくだけで、「記憶力」「思考力」「判断力」「読解力」「集中力」「発想力」が抜群にあがります。
子どもには、これから必要とされる「考える力」勉強脳が磨かれ、覚えに不安があるシニアはボケ防止に使える、そして、大人は脳機能を高めていくことができるのです。10歳から100歳まで、誰でも簡単に続けられる『1分間瞬読ドリル』で、脳をよくしていきましょう!

【読書習慣がある人は年収が高い】キャリアも年収も上がるのに、なぜ本を読まないのか?【5分でできる読書習慣】Photo: Adobe Stock

5分から始める!キャリアも年収も上がる読書習慣のすすめ

 本を読もうとするものの、なぜか集中できない。ページを開いた瞬間から、別のことが気になって手が止まってしまう、気づけばスマホを手にしている……。読書に集中できない悩みは、意外と多くの人が抱えています。

 私たち日本人は、海外と比べて、本を読まない国民と言われています。文化庁の令和5年度「国語に関する世論調査」では、60%以上の人が「本は読まない」と回答しています。5年前の調査では、本を読まない人は47%だったにもかかわらず、今回の調査では62%にまで増えました。

 現在、SNSや動画、インターネット上の短い記事やまとめ情報など、手軽に情報が手に入る手段が多くなっており、読書をしなくても情報が手に入る環境です。本を読まなくても、動画やネット記事から情報をインプットすればいいと思われる方もいるかもしれませんが、動画やネット記事からのインプットと、読書からのインプットは全く異なります。特に情報の質や深さ、知識の定着において本が圧倒的に優れています

 本から信頼性の高い情報をインプットすることができます。ネット記事では情報が断片的になりやすいため、知識が散漫になりやすいのに対し、本を読むことで体系的な知識を身につけることができ、記憶に残りやすいのです。

 読書習慣がある人は年収が高い傾向にあるという話を聞いたことがある方は多いでしょう。実際に、年収455万円以下の世帯は、年間の書籍代が5160円、一方で年収923万円以上の高収入世帯では、1万5571円となっています(*1)。つまり高収入世帯では、年収が低い世帯の3倍も書籍を購入しているわけです。

 キャリアアップを目指して、毎日5分からでも読書習慣をつけてみましょう。本を読みたいのに、なかなか集中できないという方に、オススメの読書習慣3選をお伝えします。

1.短時間から読書習慣を始める

 1冊読もう、1章だけ読もうなんて思うと、読み終わるタイミングが見えず、つい他のことが気になって、集中力が保ちにくくなります。5分、10分とタイマーをかけて、タイマーが鳴るまで本に集中しましょう。

2.家のあちこちに本を置く

 ふと一息ついたときに、スマホを触るのではなく、本を手に取れるよう、家のさまざまなところに本を置いておくのもオススメです。

3.読みたい部分だけ読む

 本は、最初から最後まで読む必要はありません。目次から気になる部分だけをピックアップして読んでみるなど、読みたいところから読んでみましょう。

 集中力アップには、『1分間瞬読ドリル』もおすすめです。毎日たった1分で、集中力はもちろん、読解力、判断力、記憶力、思考力、発想力がアップします。オススメした読書習慣とおなじく、たった1分から取り組むことができ、どのページから取り組んでも構いません。ぜひ楽しみながら集中力を鍛え、読書習慣をつけましょう。

*1 家計調査 / 家計収支編 二人以上の世帯 年報

*本記事は、『1分間瞬読ドリル』の著者による書き下ろしです。