「頭の回転が速くなる」「誰でも脳の機能が向上しそう」「脳の老化防止に使える」「ゲーム感覚で小学生でも楽しめる」「たとえるなら、脳のストレッチ」「集中力や記憶力が伸びた」などの声が届いた、くり返し楽しんで使える『1分間瞬読ドリル』は、何歳からでも6つの力が飛躍的に伸びます。間違ってもOK。1分間で与えられた課題を見ていくだけで、「記憶力」「思考力」「判断力」「読解力」「集中力」「発想力」が抜群にあがります。
子どもには、これから必要とされる「考える力」勉強脳が磨かれ、覚えに不安があるシニアはボケ防止に使える、そして、大人は脳機能を高めていくことができるのです。10歳から100歳まで、誰でも簡単に続けられる『1分間瞬読ドリル』で、脳をよくしていきましょう!

【3つのポイント】40代から始める認知症予防Photo: Adobe Stock

どうせやるなら楽しくしたい認知症予防

 仕事もそろそろベテランの域に入る40代。子育ても仕事も、大忙しの毎日ではないでしょうか。

「最近、名前が出てこないな」
「人に説明するときに、『これ』『あれ』の指示語が多くなってきた」
「買い物に行ったけど、必要なものを買い忘れた」

 1つでも当てはまる方、そろそろ認知症予防のトレーニングを始めましょう。現代では、認知症の治療方法は見つかっていません。日常生活を見直して、予防することはできます。

 何もしなければ、20代から徐々に脳の機能が低下し始め、40代後半になると前頭葉の機能が低下し始めます。

 ただ、脳は何歳からでも鍛えられ、脳力開発ができるのも、事実。ちょっとした老化を感じ始めた時が、始め時です。

 そうはいっても、忙しい毎日の中でこれ以上、時間のねん出が難しいと思ったあなた。今からお伝えする簡単なポイントを日常生活に取り入れるだけで、脳の活性化につながります。

ポイント1.ながら運動

 同時に2つの動作を行うことで、脳機能が活性化されます。たとえば、「歩いているときに1人しりとりをする」「トランポリンをしながら九九を反対から言っていく」「料理を作りながら歌を歌う」など、頭を使うことや体を使うことを、同時に行なうことがポイントです。

ポイント2.推し活

 最近流行りの「推し活」、実は脳にとても良い影響を与えています。毎日いきいきと過ごすために、脳がワクワクすることを取り入れましょう。胸がキュンとすること、最近経験しましたか。毎日が同じことの繰り返しにならないよう、まずは小さなことでも良いので好きなことに取り組む時間を入れてみましょう。ワクワクすることをリスト化してもいいですね。

ポイント3.囲碁や将棋、オセロやトランプのカードゲーム

 対戦相手やルールを覚える必要がありますが、一度できるようになるとお子さまから大人まで遊べるゲームです。相手の手を考え、さらに先の手を考える。シンプルな遊びですが奥が深く、脳の活性化につながります。最近は、国内外問わず、ボードゲームも人気です。大人がはまってしまうボードゲームも、たくさんあります。

 これらの取り組みが、簡単にまとめてできるのが、『1分間瞬読ドリル』。毎日、たった1分間、ドリルの問題に取り組むだけ。共通点を探したり、文字を並びかえて言葉を自分で作ったり、さまざまな問題が収録されています。

 正解することが目的ではなく、楽しむことが目的です。なかなか日常生活に取り入れるのが難しい方は、いろいろな能力アップが簡単にできるドリルを、コツコツ取り組んでみましょう。

*本記事は、『1分間瞬読ドリル』の著者による書き下ろしです。