「ありのままの自分」を言い訳に、努力を放棄していませんか？

「どんな人でも運がよくなれる」、それが風水の持つ力です。
そういうと、まるで魔法のようだと思われるかもしれませんが、風水とは、自分の力で運気を引き寄せるための法則を解き明かした学問であり、その法則をしっかりと守れば、どんな人にも自分の思い描く幸せが訪れるものです。
『どんな運も、思いのまま！　李家幽竹の風水大全』では、風水とは何かを解き明かし、日常生活での「衣」「食」「住」「動」すべてを使って運を上げる方法を紹介しています。風水を知り、実践して、これまであきらめていた夢や目標を実現してみませんか？

「ありのままの自分」のままでは、運はやってこない

セミナーなどで、恋愛や出会いについてお話しすると、「自分らしさを失いたくない」「ありのままの私を好きになってくれる人と出会いたい」……そんな言葉が返ってくることがあります。

たとえば、ふんわりしたワンピースを着たり、髪の毛を巻いたりするのは、「私らしくないからしたくない」「そんなことをしなくても、ありのままの私を好きだと言ってくれる人がいるはず」というように。

何の努力もしなくても私を愛してくれる人はいる？

でも、「ありのままの私を愛してくれる人がいるはず」とは、言い換えれば「何の努力もしなくても私を愛してくれる人がいるはず」ということです。

つまり、「自分にはそれだけの魅力がある、だから何もしなくていいんだ」と言っているのと同じです。私からすれば、それはずいぶん傲慢な考え方のように思えます。

そもそも、「ありのままの私」とは、どんな「私」なのでしょうか。「ありのまま」とは「何も飾らない、素のままの私」。つまり、ボサボサの髪ですっぴん、スウェットやジャージを着て、寝転がってテレビを観ている、それが「ありのままの私」な人も多いのでは？

そんなあなたをいきなり愛してくれる人が、本当にいると思いますか？ とてもそうは思えません。そう思えないからこそ、人に会うときはきちんとメイクをしておしゃれをし、自分をきれいに見せようとするのです。

愛されるにふさわしい自分を作る

誰かに好感をもってもらいたい、愛されたいと思うなら、それにふさわしい自分を作る努力をする、それは当たり前のことです。その努力から逃げていたら、何年かかってもあなたを愛してくれる人は現れないでしょう。

出会いに限らず、運というのは自分から取りに行くものです。

誰かに愛されたかったら、「ありのままが一番」などという言葉で自分をごまかさず、愛されるにふさわしい自分を作っていきましょう。

本原稿は、李家幽竹著『どんな運も、思いのまま！　李家幽竹の風水大全』からの抜粋です。この本では、風水とは何かを解き明かし、日常生活での「衣」「食」「住」「動」すべてを使って運を上げる方法を紹介しています。風水を知り、実践して、これまであきらめていた夢や目標を実現してみませんか？