「頭の回転が速くなる」「誰でも脳の機能が向上しそう」「脳の老化防止に使える」「ゲーム感覚で小学生でも楽しめる」「たとえるなら、脳のストレッチ」「集中力や記憶力が伸びた」などの声が届いた、くり返し楽しんで使える『1分間瞬読ドリル』は、何歳からでも6つの力が飛躍的に伸びます。間違ってもOK。1分間で与えられた課題を見ていくだけで、「記憶力」「思考力」「判断力」「読解力」「集中力」「発想力」が抜群にあがります。
子どもには、これから必要とされる「考える力」勉強脳が磨かれ、覚えに不安があるシニアはボケ防止に使える、そして、大人は脳機能を高めていくことができるのです。10歳から100歳まで、誰でも簡単に続けられる『1分間瞬読ドリル』で、脳をよくしていきましょう!

認知症で老後貧乏にはなりたくない!数百万円を節約する認知症予防習慣Photo: Adobe Stock

賢い40代の選択!数百万円を節約する認知症予防習慣

「あれあれ」「あの人!」――言葉が出てこないことが増えてくる40代。身体の衰えを感じると同時に、咄嗟に言葉が出てこなかったり、人の名前が出てこなくなる、脳の衰えも感じやすい年代です。気になるのは認知症。2040年には、65歳以上の高齢者の14.9%が認知症、15.6%が認知症の前段階である軽度認知障害(MCI)を発症すると予想されています(*1)。つまり、高齢者の3人に1人が、認知症、もしくは認知症の前段階なのです。

 認知症には、治療薬はないと言われてきましたが、新薬の開発も進んでいます。現在、認知症の薬は数種類ありますが、根本的に認知症の進行を止める働きはなく、進行を遅らせる効果があります。認知症の新薬「ドナネマブ」が日本で保険適用が承認されました(*2)。人にもよりますが、なんと年間費用は約300万円以上。負担額は月数万円です。「高額療養費制度」が適用されるにしても、認知症になり、仕事も難しくなる状況で月数万円支払うなんて、絶対に避けたいですよね。

 脳は体と同じです。使わなければ、どんどん衰えていきますし、使えば使うほど鍛えることができます。脳は、何歳からでも鍛えることができます。体のトレーニングと同じように、脳も意識的に使ってあげることで、記憶力も認知機能もアップし、老化のスピードを遅らせることができるのです。

 そこで、日常生活で、脳を鍛えるコツをお伝えしましょう。

1.利き手と反対の手を使う

 歯を磨くときやスプーンを持つときなど、あえて利き手とは反対の手を使うと、脳が新しい神経回路を作り出そうとします。

2.本を読んだ後に要約する

 読んだ本や記事の内容を簡単に要約してみると、記憶の定着と理解が深まります。

3.普段と違うルートで移動する

 通勤や通学、買い物に行くときに少し違う道を選んでみましょう。新しい景色や情報が刺激となり、脳が活性化します。

4.日々の振り返りをする

 一日の終わりに、その日の出来事や感じたことを思い返してみると、脳の認知機能が活性化し、記憶の整理にも役立ちます。

5.普段使わない言葉を使ってみる

 同じ意味の言葉でも違う表現や新しい単語をあえて使ってみると、言語能力が刺激され、脳が活性化します。たとえば、日記を書くときに少し意識して普段使わない表現を取り入れてみましょう。

 日常生活で脳を鍛える方法5選をお伝えしました。これらはすぐにできることです。もう一つオススメは、『1分間瞬読ドリル』です。毎日たった1分取り組むだけで、「記憶力」「思考力」「判断力」「読解力」「集中力」「発想力」が抜群にアップ!毎日1分の積み重ねで、15年後の脳の健康を守りましょう。

*1 認知症および軽度認知障害(MCI)の高齢者数と有病率の将来推計(厚生労働省)
*2 認知症薬「ドナネマブ」保険適用 薬価は年308万円

*本記事は、『1分間瞬読ドリル』の著者による書き下ろしです。