101歳、現役の化粧品販売員として活躍している堀野智子(トモコ)さん。累計売上高は約1億3000万円で、「最高齢のビューティーアドバイザー」としてギネス世界記録に認定されたキャリア61年のトモコさんが、年をとるほど働くのが楽しくなる50の知恵を初公開した話題の書『101歳、現役の化粧品販売員 トモコさんの一生楽しく働く教え』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものをお送りする。佐藤優氏(作家・元外務省主任分析官)が「堀野氏の技法は、ヒュミント(人間による情報収集活動)にも応用できる」と絶賛(日刊ゲンダイ・週末オススメ本ミシュラン)する世界一の先輩による“人生訓”は、アナタの疲れた心を元気にしてくれる!
規則正しい生活をする
101歳になる私の生活のペースは、この何十年も変わっていません。
まず朝ですが、決まって6時半に起きます。福島の冬は寒いので、正直なところ「もっと寝ていたい」と思うこともないではありません。
でも、ずっと同じペースで生活してきているので、一度寝坊をしてしまうと夜眠れなくなるんじゃないかと思ってしまうんです。
起きたらまず手を洗うワケ
そこで心を鬼にして、バッと勢いよく起きることにしています。
起きたらまず手を洗います。なぜ顔でなく手かというと、いつのころからか夜中に2回ほどお手洗いに立つようになったからです。
そのたびに冷たい水で手を洗ってしまったら、眠れなくなるのでは? と思い、夜間に手を洗うのを控えるようにしているんです。
毎朝のルーティン
だから、起きて真っ先にするのが、手を洗うこと。その流れで歯を磨き、うがいをします。
夜寝ているとき、自分がどんな呼吸の仕方をしているか、わかりませんよね? 余計なものを吸い込んでいるかもしれないし、口の中で雑菌が繁殖しているなんてこともいわれますし。
それを全部出すつもりで、歯磨きとうがいをします。それから洗顔をして、入念にお肌のお手入れをします。
お化粧は毎日欠かさない
下記が私の「外出しない日」の日課です。
「洗顔・お化粧」が朝6時半から7時半、「顔の手入れ」が夜22時から23時になっているでしょう?
現役でポーラのセールスレディをやっている身なので、お肌のお手入れは朝晩1時間かけてしっかりと丁寧にやるようにしているんです。
人に会わない日も
朝は必ずお化粧をする
朝は必ずお化粧します。人に会う予定のある日かどうかは関係ありません。
お客様がお見えにならないとも限りませんからね。ファンデーションをつけておしろいをはたき、口紅もつけます。
これらを、骨折をして入院していた期間を除いて365日、欠かしたことがありません。
※本稿は、『101歳、現役の化粧品販売員 トモコさんの一生楽しく働く教え』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。